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世界で広がる「コーヒーショールーム」とは?スペシャルティコーヒーの新しい体験

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2026/10/27

コーヒーを楽しむ場所といえば、カフェやロースタリーを思い浮かべる人が多いかもしれません。けれど今、世界のスペシャルティコーヒーシーンでは、コーヒーを飲むだけでなく、さまざまな豆を飲み比べたり、抽出器具に触れたり、ロースターやコーヒー好きが交流したりできる「コーヒーショールーム」という新しいスタイルが広がっています。

ショールームとは、商品を並べて販売するだけでなく、実際に見たり、触れたり、体験したりすることで、その魅力を知ることができる場所。コーヒーの世界では、ロースターが自分たちのコーヒーやこだわりを紹介する常設スペースから、さまざまなブランドや業界関係者が集まる期間限定のイベントまで、その形はさまざまです。今回は、世界各地の事例を通じて、カフェともショップとも少し違う、コーヒーとの新しい出会い方を紹介します。

世界のロースターが提案する、新しいコーヒーショールーム

DAK Coffee Roasters|コーヒーを味わい、学び、交流する場所

オランダ・アムステルダムを拠点とするDAK Coffee Roastersは、コーヒーをさまざまな角度から楽しめるショールームを運営しています。

2024年11月にオープンしたショールームには、コーヒーバーやショップに加え、テイスティング専用のスペースを併設。DAKの最新ラインナップをチェックできるほか、コーヒーの個性を引き出すオリジナルドリンクメニューも楽しめます。

さらに、少人数でのプライベートテイスティングやワークショップも開催。複数のコーヒーを飲み比べたり、精製方法や抽出について学んだりと、コーヒーへの理解を深める機会が用意されている。ポップアップや他分野のクリエイターとのコラボレーションも行われ、コーヒーをきっかけに人やカルチャーがつながる場所となっています。

HYUNAH Coffee Club|世界のコーヒーと抽出器具を自由に試す

アメリカ・ブルックリンのHYUNAH Coffee Clubは、ホームブリューイングを楽しむ人のための会員制スペース。創設者のKate Hyunah LeeとHafiz Mangaljiは、コロナ禍をきっかけに自宅でコーヒーを淹れる魅力に目覚め、高価な機材を購入する前に試せる場所をつくろうと考えました。

店内では、世界各地のロースターのコーヒーを扱うマルチロースターのセレクションに加え、エスプレッソマシンやグラインダー、ドリッパー、ペーパーフィルター、サーバー、カッピング用の器具、抽出用の水を調整するツールなど、幅広い機材を利用できます。利用は予約制で、1日55ドルのデイリーパスか月額100ドルのマンスリーパスを選び、スペースと機材を使って自由に抽出を試せます。

異なるロースターの豆を選び、グラインダーやドリッパー、フィルターなどを変えて味わいを比較する。高価な器具を自分で揃えなくても、さまざまな組み合わせを試しながら、自分好みのコーヒーを探求できるのが魅力です。2026年4月には、SEY Coffeeと共同で、以下で紹介するサンディエゴの「SEY House」を企画しました。

SEY House|世界のコーヒー関係者が集まる、期間限定の体験空間

常設のショールームとは異なる形で注目したいのが、ブルックリンのロースターSEY CoffeeがHYUNAH Coffee Clubと共同で企画した「SEY House」です。

2026年4月、スペシャルティコーヒーの国際展示会 World of Coffee San Diego に合わせて、サンディエゴに4日間限定でオープン。会場には世界各地のコーヒーやエスプレッソマシン、グラインダー、ドリッパーなどが集まり、来場者は実際に器具を試しながら、さまざまなコーヒーを楽しむことができました。

生産者やバリスタ、メーカーなどによるテイスティングやワークショップも開催され、世界のコーヒー関係者が交流する場に。単に商品を展示するのではなく、コーヒーを淹れ、味わい、知識や技術を共有することで、新たな発見やつながりを生み出すイベントとなりました。

SEY Houseは、ショールームが常設店舗に限らず、期間限定のイベントとしても成立することを示す事例です。

まとめ

学びと交流のDAK、器具を試せるHYUNAH Coffee Club、期間限定で人が集まるSEY House。ショールームは、コーヒーを「飲む」から「試す・学ぶ・語り合う」へと楽しみ方を広げる場だといえます。

ショールームの外にも広がる、世界のコーヒーとの出会い

学びと交流のDAK、器具を試せるHYUNAH、期間限定で人が集まるSEY House。切り口は違っても、共通しているのは「買う前に、触れて、味わって、語り合える」ことです。

コーヒーショールームの魅力は、一杯のコーヒーを通じて、ロースターの哲学やその土地のカルチャーに触れられること。CFFBNSのパートナーであるアムステルダムのDAK Coffee Roasters、パリのKlover Coffee、コペンハーゲンのApril Coffeeも、それぞれの拠点から独自のコーヒー体験を提案している。

とはいえ、海外のショールームを訪ねるのは簡単ではありません。CFFBNSは、DAK Coffee Roasters、Klover Coffee、April Coffeeなど、各地のロースターのコーヒーを日本から楽しめるサービスです。気になる店があれば、まずは一杯から試してみてください。

CFFBNSの公式サイトでは、現在のラインナップや各ロースターの情報をご覧いただけます。ニュースレターに登録して、新作や限定リリース、イベントなど、世界のコーヒーとの新しい出会いをぜひチェックしてみてください。

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PostCoffee / プロダクトプランナー・ コーヒーの世界をひらき、誰もが良いコーヒーに出会い、淹れる楽しさを感じられる環境をつくっていきたい。 CFFBNSではキュレーターとして海外ロースターを紹介。

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